秩父鉄道3000系は、埼玉県を走る秩父鉄道で急行秩父路として主に使われていた車両です。
150分の1スケールのNゲージでは模型化されていますが、80分の1スケールのHOゲージでは再現されていません。
そこで、このブログではHOゲージで秩父鉄道3000系を作る過程を紹介していきます。
用意したもの
- KATOの165系急行電車3両セット(HOゲージ)
- タミヤの光硬化パテ
- セリアで買った0.5ミリ厚のプリスチレンプレートプラ板
車両側の加工
分解
組まれているガラスパーツや屋根やパンタグラフを丁寧に外して行きます。
特にガラスとパンタは後で使うので慎重に…。

ライトユニットは、外すのに苦労しました。ゆっくりとボディを広げないとライトユニットやボディを割ってしまう危険があります。
前面や側面の成型
タネ車である165系は前面の真ん中に貫通扉がありますが、秩父鉄道3000系はこれがありませんし、窓の大きさも変わっています。
それを再現するために、全面を加工していきます。
まずは大きさが変わっている窓から。やすりがけをして窓を拡大していきます。

そのあと、ライトパーツや貫通扉の両脇にあるステップを削り、まっ平にしていきます。

はい、前面の真ん中の窓も大きくなり、灯器やステップもなくなり平になりましたね。
ここまで来たら、愛称板を表示するための窓を開けていきます。
えんぴつで大まかな形を描き、真ん中にピンバイスで穴をあけます。

今回は3個の穴をあけ、穴同士をつなげました。
この後、平たいやすりを使って穴の形がきれいな長方形になるように整形していきます。

続いて車両側面も加工していきます。
165系は側面に行き先や列車の愛称を差し込む「サボ受け」がありますが、秩父鉄道ではありません。
これをやすりを使って削り取っていきます。

削りたくないところはマスキングテープを張って養生します。
塗装を落とす
塗装を落としていきます。
ナフサ不足のせいなのか、いつも使っているミスターカラーの薄め液が手に入らなかったので、ガイアカラーの薄め液を買ってきました。

ですがこれでは塗装が落ちず、家中にシンナー臭が充満(窓は開けていた)。妻にキレられました。
どうしようか悩み、ネットでいろいろ探した結果、MSモデルの通販でミスターカラーの薄め液を発見、即注文して手元に届きました。
そして今度こそ、塗装をはがすことに成功しました。
しかし思ったほどうまく剥がれず、ある程度塗装がはがれた、というより色が薄くなったといったところです。

とりあえず塗装はがしはこのくらいにしておきます。
この後は穴の裏側からプラ板を貼っていきます。
プラ板貼り付け
車両前面のライトの合った丸い穴や、車両側面にある窓を埋めるため、裏側からプラ板を貼り付けていきます。

トイレ窓の裏側に貼ったり

先頭車のライト類があった場所の裏に貼ります。
プラ板は、タミヤのセメダインを使いました。(流し込みタイプと通常のものを併用)
急行灯を作る
秩父鉄道に渡った際、先頭車両の上部に急行灯が作られましたのでそれを再現します。
実車の写真を見ながらまずはピンバイスで穴あけ、そのあと棒やすりで形を整えていきます。

ある程度の穴をあけ、そこにタミヤの3ミリ×3ミリの角パイプを埋めて、急行灯を再現していきます。

ここではあまり気にしていませんでしたが、急行灯が大きすぎたため後でサイズを小さくしました。
パテで穴埋め
プラ板でふさいだ穴にタミヤの光硬化パテを流していきます。
トイレ窓や先頭車の灯器の穴、先ほど作った急行灯の周りのスキマなど埋めていきますよ。

タミヤの光硬化パテは、光を当てると10秒くらいで固まります。
スマホのライトだとちょっと弱い感じがしたので、防災用に購入したヘッドライトを使って硬化させました。
ひたすらパテを削る
盛り付けたパテが固まったら、ひたすらやすりで削り取ります。
使ったのは600番の紙やすりです。
この作業が一番しんどかったですね。音楽を聴きながらだったり無心になったりしてひたすら削り、ボディと境がなくなるようにします。


この削る作業が一番重要で、手を抜くと後で色を塗ったときに「埋めた」というのがバレバレになってしまいます。
サフを吹く
やすりがけを終え、サーフェイサーでうまく穴が埋まっているか、傷はついていないかを確認します。
サーフェイサーは白やグレーがありますが、本塗装の発色を考えて今回は白にしました。

うまくパテを使って埋めることができました。
が、持ったパテをきちんと削れていないところがあったり、急行灯が大きすぎたりする問題が発生。
まずは埋め込んだ急行灯のサイズ変更です。
今ある急行灯の縦サイズを半分にするため、カッターナイフで切れ込みを入れます。

切れ込みを入れた部分を境に、上半分を取り除き、そこにふたをするような形でプラ板を切り出し、接着します。
向かって左が大きいまま、右がサイズを調整したものです。

修正の際にできてしまった隙間は、パテで埋めて元通りにしておきます。
完成まではまだまだかかりそうですが、進捗したらまたこの記事を更新していきます。